スマート体重計は体重を自動的に測定して記録できますが、モデルによっては他の多くの指標も追跡できます。

1. スマート体重計はBMIを測定できる

BMI（ボディマス指数）は、人の健康状態を判断するためによく使われる値です。これは実際には体重と身長の比率です。

BMI は、人が太りすぎかどうかを判断するためによく使用されます。国立衛生研究所によると、BMI が 18.5 未満の場合は低体重、18.5 ～ 24.9 の場合は健康、25 を超える場合は太りすぎとみなされます。

BMI は私たちの健康状態を全体的に把握するのに役立ちますが、欠点もあります。筋肉質の人は、たとえ痩せていても体重が重いため、太りすぎと分類されることがあります。痩せている人は、太りすぎと判断されることがよくあります。それでも、BMI は注目に値する悪い指標ではありません。

2. スマート体重計は体脂肪率を測定できる

体脂肪率は、総体重のうち脂肪組織が占める割合を示す指標です。これには必須脂肪と蓄積脂肪が含まれ、全体的な健康状態を測る良い指標となります。体脂肪率を減らすことが通常は目標ですが、低すぎると健康に悪影響を及ぼすため、低すぎることは許されません。

ほとんどの「普通」の男性の体脂肪率は 18% から 25% の範囲で、ほとんどの「普通」の女性では 25% から 31% の範囲です。この値が低いほどスリムで健康的に見えますが、男性は 6% 未満、女性は 11% 未満にはなりません。これらの値は、私たちの体が適切に機能するために必要な基本的な脂肪レベルを構成します。

これらの値を下回ると、体の正常な機能が損なわれるリスクがありますが、これは絶対に起こってほしくありません。

3. スマート体重計は筋肉量を測定できる

スマート体重計で測定された筋肉量は、体脂肪率の逆です。筋肉量とは、体重のうち筋肉組織が占める割合です。この指標は、筋肉を増やそうとしている人にとって有益です。体重が増えたのは脂肪によるものか、筋肉によるものか判断が難しい場合があります。

スマート体重計を使用すると、除脂肪体重を推定できます。また、これを時間の経過とともに追跡して、筋肉量の目標を達成したかどうかを確認することもできます。

4. スマート体重計は除脂肪体重を測定できる

除脂肪体重は、総体重から脂肪重量を引いたものです。筋肉量のように聞こえるかもしれませんが、骨重量や水分重量などもこれに含まれます。興味がある方のために言っておくと、スマート体重計の中には、骨重量と水分重量を実際に区別できるものもあります。

これらは、スマート体重計が計算して追跡する主な指標です。体重計によっては他の計算も含まれる場合がありますが、上記の指標が最も一般的です。